撮影結果

2024年11月20日 (水)

M33 2024/11/03  八方ヶ原遠征にて

M33_x

M33

露出も平凡、カラーCMOSでストレートに撮ったので赤ポチも平凡。
しかし、数年前の前回と比べれば、解像はよくなってて、
暗黒星雲の写り方に、フィルム時代からの進化を感じます。


FSQ-106ED+530mm F5.0
ASI2400MCP Gain 140 offset 20 -10degC

8min X 15= 120min

PixInsight(2xDrizzle&BXT&NXT) & Photoshop

EM-200T2Jr LM-100JC & QHY 5LII
Nov,3 2024 Tochigi-pref. JP

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ハート星雲&ソウル星雲     2024/11/03  八方ヶ原遠征にて


Masterlight_bin_x

ソウル星雲(左)ハート星雲(右)

ナロー合成が全盛の対象に、ノーマルカラー撮影のプライド

この対象はメジャーなのに自分には珍しく5年ぶりの撮影となりました。
冷やしCMOSになってからは初。

画像処理技術も発展したので細かく描写できました。

しかし色合いはデジカメ時代のが最も好きです。
今の画像処理では色を寄せられないのは処理技術が足りないから?
それとも色合わせをしっかりしてるのだからこれでいいのか・・・・


FSQ-106ED+F3RD 320mm F3.0
ASI2400MCP Gain 140 offset 20 -10degC

5min X 24= 120min

PixInsight(2xDrizzle&BXT&NXT) & Photoshop

EM-200T2Jr LM-100JC & QHY 5LII
Nov,3 2024 Tochigi-pref. JP

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NGC7293 らせん状星雲     2024/11/03  八方ヶ原遠征にて

Masterlight_bin_1

NGC7293 らせん状星雲

年1, 2回稼働の533MCの出番でした。

リモート環境であれば長時間露出で周辺も炙れるものの、
低空の対象ですし、遠征観測でしかも旬を過ぎたので露出は普通に。

それでも、
フィルム撮影時代はなぜ「螺旋」なのかしっくりこなかったこの対象、
デジタル時代の写りで見れば納得。

FSQ-106ED+530mm F5.0
ASI533MCP Gain 140 offset 20 -10degC

8min X 12= 96min

PixInsight(2xDrizzle&BXT&NXT) & Photoshop

EM-200T2Jr LM-100JC & QHY 5LII
Nov,3 2024 Tochigi-Pref.

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2024年8月27日 (火)

北アメリカ星雲 NGC7000  2024/08/03  浄土平遠征にて

Ngc7000 
北アメリカ星雲


さあ、ここの撮影はもう何回目でしょう。また撮っちゃいました。

フルサイズデジタルになってからここはずっとゴーストに悩まされてきました。
けれどもやっと去年、カメラマウントにファインシャットを貼って対策になりました。
そして対策後の早速初撮影に北アメリカを選びましたが今度は空が曇ってしまいました。

今回は、今年こそは! の精神でとりましたけれども、露出は平凡な時間。
そして、ソフトの不具合を検出していて、画像処理も大変でした。
結局はフラットフレームなし、ダークフレームなし、撮影でした。

この領域は、このブログの記事にあるだけでも6回、さらにデジタルで3回以上、
フィルムで2回以上の記憶があって、軽く計10回以上は撮ってるはずです。
2017/07/21 天城高原遠征 NGC7000 「北アメリカ星雲」: M&M Village (way-nifty.com)
2018/07/14 浄土平遠征  北アメリカ星雲星付近: M&M Village (way-nifty.com)
2018/10/09 天城高原遠征  北アメリカ星雲: M&M Village (way-nifty.com)

2019/08/02 浄土平遠征  北アメリカ星雲付近: M&M Village (way-nifty.com)
北アメリカ星雲、ペリカン星雲付近     2021/07/17  浄土平遠征にて: M&M Village (way-nifty.com)
北アメリカ星雲とペリカン    2023/8/19 小海町 八ヶ岳遠征にて: M&M Village (way-nifty.com)
さて今回の出来は・・・


FSQ-106ED 530mm F5.0
ASI2400MCP Gain 140 offset 20 -10degC
8min X 16= 128min (0 Dark, 0 Flat, 0FlatDark)
PixInsight(1xDrizzle&BXT&NXT) & Photoshop
EM-200T2Jr LM-100JC & QHY 5LII
Aug.3, 2024 Fukushima-pref. JP

 

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2024年8月25日 (日)

遠征動画制作に初挑戦しました

先日の遠征記で公開済となりますが、今月の遠征では初の遠征動画を制作しました。



みなさんや、星沼会でもさまざまなすばらしい遠征動画が作られています。
遠征の楽しさを伝えたいと、SNSでは遠征中の投稿をぼちぼち行ってきました。

2023年の遠征をスライドショー形式でYoutubeにしたら自分の想像より再生回数が伸びました。
https://youtu.be/aWiiFG-Uvwo?si=tu7Qd73kdVH8yhfm
また、この半年で2人、職場の部下が結婚式を挙げ動画で参加した時の様子を共有しました。
式と披露宴はスチール、式に向かう道中や式場の中庭などを動画で挿したものは好評でした。

これらに勝手に背中を押された意識が芽生え、私も自分らしい、そして自分のための遠征動画を
つくってみたくなりました。

コンセプト
・「星空を見に、撮りに行くことが好き」に共感できる人だけに共感してもらえればいい。
・ 「記憶の再生」の感じにする。
・ 語り、人の音声は入れない。自分中心の視点で構成する。
・ 人間の思い出し方に合わせ、タイムラプスは使わず、スチール画像と動画のみで構成する。

技術的計画
・手持ち機材で済ませる。
・日中、車載動画は全てiphoneで賄う。
・星空動画も手持ちのEOSRでなんとかする。
・動画編集ソフトも現状は買わない。(MS標準のCripchampで済ます)


遠征慣れ、通い慣れしているので、計算して、残したいシーンを動画に撮影していきました。

いつもの出発時のワクワク、帰宅時のやり遂げ感を感じる2つの瞬間。
Open1Open16


遠征のはじまりと終わり。
Open00  Open17


荷物を積み込み終わり自宅の気温と、遠征先夜明けの気温。
Open0Open13



高速を走る、(これは違うけども)東北道は牛乳を運ぶステンレスローリーに自車が写る瞬間。
自分の車が写って、「おお、オレ(の車)かっこいい!」と思う瞬間。
Open2



いつもの通い慣れた道の風景の中で、
雲を通して星見への期待感をつなげていきました。

まずは、積乱雲を動画に押さえて、夏を演出。
雲が多めで、「これで晴れるか?」 の期待感と不安感。
Open3

この1回の動画だけでは伝えきれないけれども、本来見えるべき吾妻連峰が雲の中。
果たして浄土平は、雲の中か、雲の上か。
Open5

いよいよいつもの浄土平のダイナミックな景色。
まだ上に雲が見える。でも期待を持たせる空。
Open7

この瞬間が大好き。いつか動画にしたかった。
予想より雲が少し高かったけど、無事に浄土平直前で雲抜け。夜になれば冷えてさらに雲が下がるはず。
Open8

今年は5-7月の天気がわるかったので遅かくなった今年初の浄土平。無事到着。
飛び交うとんぼ。ウグイスの鳴き声。
Open9


はい、晴れはいただき! 予報されていた雷雨もなかった。
Open10



夜の部は、スナップ的星景色写真で構成しました。
動画を通して、全くの解説的な文字なしで行こうかと考えましたが、ナレや会話もなしですし、
天文関係の方以外に星空のうつろいを知っていただきたいので文字入れしました。

タイムラプスを使わない分、双眼鏡で生の星をみた代わりの現場ライブ感として、
135㎜F1.8Artで撮影した、M31や、すばるの動画を盛り込んでみました。
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直焦点撮影の撮影結果は、べたにただ撮影した時系列で差し込みました。
Open12


帰り道の動画を行きと同じようにならないよう、磐梯吾妻スカイラインの下りは磐梯山などを
入れたかったのですが残念ながら曇で見通せず。福島中通りの風景などを入れたものの
それでも少し退屈な流れになってしまったのは少し残念です。実際、いつもの遠征でも
行きほどの「行くぞー」なテンションはないのでそれが表せているのかもしれないですが。
Open15


動画撮影、動画の素材にする天体写真の画像処理、そして編集と、なかなか動画作成は少し面倒でした。
一方、動きのある想い出が残せるので、年に何本かは今後も作成していければと思いました。

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2024年8月23日 (金)

アイリス星雲    2024/08/03  浄土平遠征にて

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アイリス星雲 fl=530㎜で撮りなおし

昨日の記事の彼岸花や出目金の自称「(いまの機材で)初撮影」に対し、こちらはFSQ+2400MCでの撮りなおし。
前回は風が強いためF3の320mmでやむを得ず撮影したもの。どこで、前回はアイリスそのものが小さかったので
530mmで撮りなおしたくなって今回撮影。

F5でも3時間近く露光したかったけど、季節は真夏。短い暗夜だけど、まだ夜半前はいて座も撮れるし
はくちょう座まわりの赤い星雲もあるし、いっぱい撮りたいですよね。

で、露出は平凡に約2時間コースになりました。

冷静に前作とくらべて勝てたかな?
・焦点距離による解像でもちろん勝ってる、画像処理も彩度上げすぎずこっちの落ち着き気味のほうがよい
・構図が今回の500mmなら横長のほうがよかったかも
・露光が前作はF3の160分に対し、今回F5の128分。前回のほうがなめらか
比べないほうが幸せたったかも(笑) でもアイリスも飽和させない処理になって大きいのでよく見えますね。

FSQ-106ED 530mm F5.0
ASI2400MCP Gain 140 offset 20 -10degC
8min X 16= 128min (0 Dark, 0 Flat, 0FlatDark)
PixInsight(1xDrizzle&BXT&NXT) & Photoshop
EM-200T2Jr LM-100JC & QHY 5LII
Aug.3, 2024 Fukushima-pref. JP



アイリス星雲   2022/10/29 栃木県矢板市遠征にて: M&M Village (way-nifty.com)
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2024年8月22日 (木)

出目金と彼岸花星雲     2024/08/03  浄土平遠征にて

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出目金と彼岸花星雲


昨年あたりからアンタレス付近を追いかけるのはもう一旦やめて、
一度撮らなきゃと決めていました。

久しぶりのFSQ-106になって初めて撮った対象となります。

近年、6-8月の天気が悪いのでなかなかチャンスがありませんでした。
今回は北の浄土平から、しかも8月の撮影でしたけれども雲海の上なので
光害の影響少なく撮影できました。

最後は地上風景が入ってきて終了するくらいまで攻めることができました。
露光終了となる少し前の様子を捉えてあります。良く撮れたもんだと。

3x0a6362nr

FSQ-106ED 530mm F5.0
ASI2400MCP Gain 140 offset 20 -10degC
8min X 16= 128min (48Dark, 120 Flat, 120FlatDark)
PixInsight(2xDrizzle&BXT&NXT) & Photoshop
EM-200T2Jr LM-100JC & QHY 5LII
Aug.3, 2024 Fukushima-pref. JP

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2024年4月20日 (土)

「初夏の大三角」    2024/04/13 奥日光遠征にて

Tri

こちらの南北構図で襷になる「夏の大三角」の星野写真です。
ここは、もっと空の澄んだ真夏の夜に撮るほうがよいかもしれませんね。

TAMRON SP15-30 F/2.8 VC USD @24㎜ F3.2
EOS6D MOd. ISO1600 90secX12=18min
Takahashi P-2S K-Astec Mod.
PI(BXT&NXT)&PS

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「春 早朝の天の川」    2024/04/13 奥日光遠征にて

Sco_masterlight_bin_1_5496x3670_exposure


久しぶりに星景ではなく、星野としてのこの天の川を撮ってみました。

やはり関東平野を南に仰ぐので低空が厳しいです。
完全に光害を補正しきる処理もありますけど、綺麗な色で残すのも好きです。


TAMRON SP15-30 F/2.8 VC USD @24㎜ F3.2
EOS6D MOd. ISO1600 90secX12=18min
Takahashi P-2S K-Astec Mod.
PI(BXT&NXT)&PS

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2024年4月19日 (金)

マルカリアンチェーン    2024/04/13 奥日光遠征にて

Marcchain_2024_fsq5_final

マルカリアンチェーン

これまではもう少し右上が中心の構図を撮ってきましたか、今回はさまざまな
銀河を収めたく、この構図にしてみました。

2XドリズルとBXTが効いて、良く写っています。

Gloltv3bmaa1dinGlolrtraeaavps4  
Gloljftawaajwv9Glolazpamaanouk

 

FSQ-106ED 530mm F5.0
ASI2400MCP Gain 140 offset 20 -10degC

8min X 12= 96min (48Dark, 120 Flat, 120FlatDark)

PixInsight(BXT&NXT) & Photoshop

EM-200T2Jr LM-100JC & QHY 5LII

2024/03/13 Tochigi-pref. JP

 

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