2024/04/13 奥日光 遠征記(星果4作品+星景)
3年ぶりのアンタレス撮影
あぁ、あの頃はまだコロナ真っただ中だったなぁ。緊急事態宣言の谷間だったなぁ。
あっ失礼しました。しみじみしてました。
今年2回目の遠征に行ってきました。子供もまだ手がかかるため家族の目線もあって年6回程度の遠征に
抑えているのでちょうどよいペースです。そして今月は新月の6日の土曜が天気悪く子供の体調もあって
自粛していました。ここの13日の週末ではようやくひとだんらく。
5月のGWも休日出勤がみえているのでここで撮影しておかないと、”さそり祭り”を逃してしまいます。
良さげな予報になってきて、4時間近くの暗夜はあるので13日の土で遠征してきました。
早いもので薄明終了はもう19時まで遅くなり、月も23時過ぎまであるのでのんびり18時過ぎ出発です。
今年は昔ながらの桜開花タイミング。日光宇都宮道路あたりで桜が見ごろ。そして、まだ芽吹き前の
夜も全く車のない、いろは坂を駆け上がります。観光シーズン前で中禅寺湖周りの宿泊者もまだまばら。
現地には4-5組の方が先着されていました。 20時現着でもまだ月没まで3時間以上あって余裕です。
落ち着いて機材セットして、例のステラショットの不具合再現を試みたものの再現しませんでした。
怖いのでこの日はNINAで撮影するぞと割り切りました。
この夜のメイン狙いは、上で書いた、また上の写真が示す通りで決まっています。アンタレス付近です。
ASI2400MCとFSQ106ED F3(320mm)がベスト構図をとれます。しかしさそり座が昇るまでの
”春の銀河祭り” 積極的に参加する派ではないですけど、銀河以外に撮るものがないので320㎜は短すぎ。
リスキーで仕方ないですが、春の銀河をF5で撮ったあとにRDの入れ替えをするプランにしました。
まずはマルカリアンチェーンを2400MCを530mmで。この組み合わせが解像不足なので、ドリズル前提で
ディザリングをかけまくって撮影。月没とアンタレス付近の撮影開始の谷間なのでトータル露出は少な目で。
天気も良し、安定の機材組み合わせなので順調稼働です。
ゆったりと夜食をとったり星景撮ったりして過ごせました。そして、さそりが昇ってきました。
カメラを外してRDの装着をし、アンタレス付近を撮影開始。こちらもまた順調です。
ここは南の低空が明るく春霞も酷いので写りは心配ですが、なんとかなる(する)ことを祈りつつ。
この天の川を見ると、山はまだ-5℃で寒いですけれども夏はもうすぐと感じます。毎年(笑)。
朝方の1時間はスマホ操作もやめ双眼鏡観望を楽しみ、薄明の撮影終了まで過ごしました。
朝まで完走できました。大満足の遠征となりました。
(そうそう、androidスマホからiphone15に乗り替えました。いやぁ夜も良く写る。下の画像がそう。)
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