2023/12/09 霧降高原遠征記（星果3作品＋星景）

1年のしめくくり、オリオン大星雲撮影中

今年7本目の遠征記となりました。これにて今年の遠征納めです。
遠征納めは、1年のしめくくりとして富士山まわりに行くことが恒例化させていますが、
天気と、風の民氏のお誘いから、今年は北関東へ。

南から夜半まで高層雲がある予報でしたが、次週(書いている今夜)は予報が悪いため日程も
この週末で踏ん切りました。結果は選択の中ではベストだったようです。今夜は曇ってますね。


さて、この日は初訪問の地、夜半から晴れの予報であっても現地安全確認のため、明るいうちの
到着を目指し、14時発、近いので16時半には風の民氏より早く着。ですが、既に知り合いも含む
この場所の常連さまたちが5組ほど既に機材展開されていました。

風の民氏も到着し、薄明終了前に機材セットは終わらせても、予報どうりの薄曇り。
ほかのみなさんは機材談義、わたしもまったり食事をしたり、20年以上の付き合いの
風の民氏と時間をすごします。風の民氏のリアル対面は7月の浄土平以来。


晴れるまで薄雲でもなんとかなるかと思って撮ったアイリス星雲はここで供養しておきます。
19時から高層雲が取れた23時まで撮影続けましたが、結局滲みすぎで2時間分しか残らず。
それでももちろん霞んでいます。


そして予報通り、23時で高層雲が南へと去っていき、晴れました。みなさん準備開始です。


私はFSQ-106でモンキー星雲から撮影はじめです。風も、夜露もなく撮影順調。
そのためP-2Sも出してカメラレンズとパラの撮影にしました。

寒すぎず快適です。夜食もいただき、明るいし車もたくさん来ますが、そのぶん電波もよいとこですので、
アマプラで12月の遠征らしくクリスマスソングを聞いて過ごします。選曲は明るいタイプではないので、
なつメロで
・Last Chiristmas
・サイレントイヴ
・クリスマスキャロルの頃には
などなどが、寒い冬の夜＆孤独感とマッチ。
良い時代だ、山でネットがつながるなんて。

私の撮影も、風の民氏この日デビューのFRA-300ツインも順調な様子。


撮影中のオリオン座ももう夜半過ぎには西に傾く季節です。
ほかのみなさまも順調な様子。あちこちから談笑の声も聞こえます。
そして天文以外の普通の車の出入りも増えてきました。


晴れた後の撮影計画はモンキー星雲からオリオン大星雲へと順調に進み、この日は薄明前の月の出で終わり。
夜露もなかったので薄明開始までに手際よく片付け、昼から子供の用事があるので
少し仮眠して帰宅となりました。


1年のしめくくりとして不満のない、途中から明け方まで快晴。
また来年も安寧で、遠征ができますように。