2023/9/17 長野県小海町 八ヶ岳 遠征記(星果2作品+星景あり)
やっと得た雲上
9月はさすがに涼しくなるだろうと期待してましたが、今年の平地はまだまだ夏の日でした。
16日(土)は子供の運動会、暑かった・・・
翌17日(日)18日(祝)で遠征に出られるならと期待してましたが、当日になってみると
GPVは冴えない予想。疲れも抜けず、16時くらいまで家でダラダラ。
結局出発しました。自宅から2時間の小海なら、ダメ元でも許せるものです。
20時頃現着すると、雲が流れいて、晴れてきているのか、それとも悪化しているのか。。。
先着の方が3台いました。お聞きすると次第に晴れてきていて、待機中とのこと。
晴れると期待して、機材を温度順応のためにどんどん組み上げます。
組みあがってもまだ快晴ではありません。そんな時間を使って先月からの改善点の検証。
写野外の輝星によるゴースト対策のための、カメラ回りの遮光シート処理効果を確認。
効果ありの様子。今後は安心して撮影できそうです。
ふと気づけば、隣の車と機材はなんだかSNSで見覚えのある気がしました。
話しかけてみると、相互フォローしているいる、いつも楽しそうな観望をされている方でした。
「はじめまして」のご挨拶ができました。(今後ともよろしくお願いします)
22時頃から空は安定しはじめました。
まずはアレから撮影開始。さすが王者なだけにヒントなしでも写ってます。
そう、これ アンドロメダ大星雲 です。
安定した晴れになったので、ひさしぶりにP-2とシグマ135㎜Artのセットも出し2台体制に。
FSQは、アンドロメダ大星雲の次はクエスチョンマーク星雲。
昨年構図を間違えて?の点が入っていませんでした。今回はばっちり。
シーイングもよくガイドも安定しているので、機材に任せきりで、双眼鏡観望を楽しみました。
夜露は激しかったものの、順調に撮影は進み新調に機材を拭いて撤収、無事帰宅の途へとつきました。
明け方はもうこんなにオリオンがあがるようになっていました。
20代後半の明け方にオリオンが上がってくるこの季節、とあるところでこの曲が流れていて、
それ以来、この時期の頭の中で再生されます。この日もそんな夜明けでした。
”心のきしむ音が聞こえるでしょ 重ねた白い指が震えたから”
・・・
”夜明けの街並みへと やがてあなたは消えていく 途切れた夢のかけら ここに置き去りにしたまま”
(山下達郎 Endless Game)
| 固定リンク
「遠征記」カテゴリの記事
- 2024/10月 私の紫金山・アトラス彗星の思い出づくり(2024.10.27)
- 2024/08/03 浄土平 遠征動画(遠征記) 星果6作品+星景(2024.08.15)
- 「山に春、宙に夏」 2024/04/13 奥日光遠征にて(2024.04.20)
- 2024/04/13 奥日光 遠征記(星果4作品+星景)(2024.04.19)
- 2024/02/10 朝霧高原 遠征記(星果2作品+星景)(2024.02.23)
コメント