2023年5月
2023年5月 1日 (月)
青い馬星雲 2023/4/22 戦場ヶ原遠征にて
24時半から3時間撮るつもりだったのが曇ってしまい、晴れたのは1時50分。
薄明までの90分勝負となってしまいました。F3に期待し、諦めないでやってみました!
結果、良かったようです! 青み、分子雲、きれいに出ました。
ずっと(淡いので)”撮るべからず集”に入っていましたが、
挑戦した甲斐がありました。
90分露光からでも青みが出せたのはよかったです。
FSQ-106ED 320mm F3.0 + ASI2400MCP
Gain 140 offset 20 -10degC
5min X 18= 90min (64Dark, 128Flat, 256FlatDark)
EM-200T2Jr + LM-100JC & QHY 5LII
PixInsight & Photoshop
*BXT&NXT
2023/04/22 Tochigi, Japan
Markarian's Chain周辺 2023/4/22 戦場ヶ原遠征にて
Markarian's Chain
24時からは3時間露光で青い馬を撮る予定と、23時までは3時間露光でM51を撮っていて、
その谷間を埋めるものとしてこちらは60分で余興的に撮ったつもりでした。
しかし丁寧に画像処理したら、これまでで一番きれいに。ありがとう、BXT,NXT
初めてのAnnotationも下に貼っておきます。
FSQ-106ED 320mm F3.0 + ASI2400MCP
Gain 140 offset 20 -10degC
5min X 12= 60min (64Dark, 128Flat, 256FlatDark)
EM-200T2Jr + LM-100JC & QHY 5LII
PixInsight & Photoshop
*BXT&NXT
2023/04/22 Tochigi, Japan
M51子持ち星雲 2023/4/22 戦場ヶ原遠征にて
M51子持ち星雲
160分ぶんの露光がありましたが、薄雲通過などがあって結局2時間露光から作品化。
銀塩のときはFS128の1000mmでもこんな写りはしませんでした。
少し流れてしまってるけど、そんなの時代の進歩からはどうでもいい、と思えます。
FSQ-106ED 530mm F5.0 + ASI533MC
Gain 140 offset 20 -10degC
8min X 15= 120min (32Dark, 128Flat, 256FlatDark)
EM-200T2Jr + LM-100JC & QHY 5LII
PixInsight & Photoshop
*BXT&NXT
2023/04/22 Tochigi, Japan
2023/4/22 戦場ヶ原遠征記(星果3作品+星景あり)
今年2回目の遠征、さそり座狙い
1月の合宿以降、2,3月は用事と予報が怪しかったのでお休み。
4月22日、3か月ぶり今年2回目の遠征です。
さて社会人になって最もくらい忙しい4月ではあるけれど、ストレスだらけで
出かけずにはいられません。黄砂は来てるわ、寒気も流れ込んでくるわで、
この週の週末天気予報は完璧ではなかったけど、北ほどマシの予報を信じて
ストレス解消のために戦場ヶ原へ。昨年末から直接お会いできていない、
北関東在住の風の民氏とも合流することに。
混む可能性があったので、早めに出発。黄砂で男体山も見通せない関東平野を北上。
しかしイロハ坂を上ると空は澄んできました。黄砂は1000mくらいより下に
漂うようです。天気も変な雲がいるけど、なんとかなるんじゃないか
と思わせてくれます。
現着すると風の民氏ほか、先着3組くらいでちょと拍子抜け。
明るいけど折角到着したので早速セッティングを開始。久々明るい機材ポトレなども。
しかし薄明終了前から雲が湧いてきて、極軸も合わせられない状態に。
でもGPVでは夜半過ぎから晴れる予報なので、気長に待ちます。
なんせ、今回は、青い馬星雲がメインの予定で、それまでは
暇つぶしに春銀河を撮る程度のつもりだし。
ASI533MCを取り付け、待機していると20時過ぎには晴れてきたので
M51を撮影開始。途中やはり曇りで中断は出てしまいました。
幸い、べた曇りにはならず約3時間経過。次は青い馬の準備として、
ASI2400MCに切り替えてFSQもF3にし、マルカリアンチェーン付近で
試写兼撮影。青い馬は薄明開始までの3時間露出をかけるつもりだったので、
マルカリアンは0時30分までの60分で。
マルカリアンを撮り終え、「さぁ青い馬!」と準備をしてる間に南天は曇り・・・
しばらく曇りつづけ、「もうだめかも」と諦めていたけれど1時50分ごろ晴れはじめ、
F3ならなんとかんなるかもと考え、撮影開始。
幸い薄明開始までそのまま天気はもちこたえました。
露出は足りたろうか少々心配ながら機材撤収し、日曜の用事をこなすため
風の民にお別れを告げて、仮眠とりながらの帰路となりました。
戦場ヶ原は2時間だから楽でした。
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