2022/02/05 茨城県旧美和村 近征 (星果4作品)
2.5m間隔の賑わい
もうコロナコロナ言うのも嫌ですが、コロナ真っ盛りです。
関係者の皆様、おつかれさまです。ありがとうございます。
コロナと冬型が強すぎるため、近場かつ雪雲が飛んで来にくいところ、ということで、
今回の遠征は美和村をセレクトしました。これまでも何回か行ったことがありますが、
標高もなく東京近郊ということで空もかなり明るいです。
冬の天の川がギリ見えるかどうか、という感じですので、私にとって冬場の避難所、
としての位置づけです。ブログを見ると、2016年12月以来のようです。
今回は、年初からFさんに遠征に誘われていましたが、今年は冬型の強い日が多く
何度か見送り。この日はここなら晴れそうと一緒に行くことにしました。Fさんも
本格復活してノッテいるところです。また、前週にも風の民さんは美和村へ行っており、
そこで20年ぶりにT氏と遭遇しており、この日もまたTさんも含め合流する算段に
なっていました。私もTさんとは数年ぶりです。
そして積み込み準備をしているとAramisさんからDMが。高萩市付近へのお誘い。
そこだとFさんからは遠くなるので、美和村にいかがですか?星景向きではないけど、、、
とお誘いすると、ぜひ!ということで合流することに。もし晴れなかったら悪いな、と
ドキドキしながら。
先にAramisさんが16時で現着。Tさんと、後で正体を知る、しょきさんが既に
セッティング中とのこと。10分差で私、さらにFさんも到着で賑わってきました。
天気は薄明終了前までに快晴。しかも奇跡的に風もない。
月没は遅いですが万全を期すため、セッティングを開始。機材チェックや談笑しながら
月没待ち。さらに2組くらい増えました。
まずはこいつから撮影開始。
月没時には子午線を既に超えたM78付近をFSQ-106 F3+ASI2400MCで深追い。
カメラレンズSigma 135mmF1.8Art+6Dでは、M81,82付近の分子雲狙い。
難敵1つに絞って、5~6時間、撮れるだけとってやろうと決心。
撮影開始間もなく、仕事あがりのさすらいさんも到着。巨筒が出現。いいなぁこの季節。
FSQ-106は、M78の後は春銀河対応でF5に切り替えてしし座トリオなどを撮りに行きます。
レデューサー交換などAramisさん動画に収録されてしまいました(笑)。F3の撮影終了から
F5の撮影開始までは15分くらい。これは昔、銀塩撮影ではカメラを外し、対象導入やピン出しを
していた段取りで鍛えられた賜物です。
そんな間で駐車場は全9組で満杯に。気温は―9度近くになりましたが、新調したモンベルのダウンが
暖かく、無風もあって快適に過ごせました。結局7組は知り合いか知り合いの知り合いだったので
気兼ねなくご一緒させていただくことができました。
雲の通過も5分くらいあったのみ。しし座トリオの次は、M97,M108を撮影し薄明開始まで完走です。
つつがなく薄明を迎えてフラット撮影中 pic.twitter.com/bPCQ7FUAIt
— 𝔸𝕣𝕒𝕞𝕚𝕤 (@magicalflute77) February 5, 2022
(人のツイートを借りる。)
霜も薄明開始後から少々降りたくらい。撤収も簡単でした。
子供との約束もありましたので皆さんにご挨拶し、帰宅し家風呂で温まって就寝となりました。
みなさん、ありがとうございました。
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コメント
遅くまでの画像処理とブログ更新お疲れ様でした。
遠征先では知り合いが多いと気兼ねなく撮影できますね!撮影時のマナー厳守は見知った仲でも必要ですが。
市町村合併する前は美和村だったんですね。私もM&Mさん同様ここは7年ぶりで他の候補地がダメダメ予測な今回は冬場の避難所の威力を発揮してくれましたね。
FSQで3対象、ARTレンズで分子雲とは平日5日間で処理するのは大変だったと思います。次いつ条件良い撮影できるかわからないここ数年の日本の夜、やはり複数台で撮影するべきでした私も(;・∀・)
またご一緒の際は宜しくお願いします!
追伸 ASI2600MC-ProのAPS-Cも良いですよ!私の場合はメイン鏡筒のコマコレクターがフルサイズ非対応なので選択しましたが、初冷却CMOSにこれを選んで正解でした。
投稿: さすらい | 2022年2月11日 (金) 06時31分
さすらいさん
当日はありがとうございました。
また、ブログの書き上げまでお付き合いいただきありがとうございます(笑)
同好会ほどではない、「また会いましたね」みたいな緩いつながりは本当に宝です。
人となりは知っていて、でも完全な慣れあいではないので、天文以外の人々へも含め
閉鎖的にならないもよいところですね。
あぁ、もう美和村ではないのですね!そういえば、ナビや看板に違和感を感じながら
向かっていました(笑) 春の銀河まつりの避難先って感じですかね。
冬の淡い散光星雲にもつらいですし、夏銀河にもつらいので、1-3月の他がどうしても
晴れないときに選択してきた感じです。
さすらいさんの筒に比べれは系外銀河が寂しいです。
どこから手を付けるか、望遠鏡?カメラ? 考えている間が楽しいので来シーズンまで
じっくり検討してみます!
またよろしくお願いします!
投稿: M&M | 2022年2月11日 (金) 12時01分