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2022年1月25日 (火)

第三者の撮影した画像を処理して学ぶ

ご挨拶おそくなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、コロナのオミクロン株でいろいろ騒がしい中で、
まだ遠征も行っていませんが、天文ぽいことをやってはいます。

「第三者が提供くださった画像、全部処理する。」です。




その1は、年初にやってきました。Masaさんです。

北アメリカ星雲の画像です。
なんと、私の画像処理した一番露出が短い素材でも180secX462コマが元素材のもの。
QBPフィルターも使われています。

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いやいや、露出たっぷりのすばらしい元画像。全然ノイズがない。しかも自宅撮影だそうで。
ノイズ処理不要で楽だよ!!!

21人も応募があったそうで、youtubeにまとめてくださいました。ありがたい。
【フォロワーさん参加企画】総勢21名による北アメリカ星雲の画像処理 ※SIGHTRON QBP-Ⅱフィルター使用※ - YouTube

Masaさん、ありがとうございました。



その2は、タカSiさんです。

オリオンベルト付近を撮影してもので、イプシロン160に、ASI6200MMのモノクロでL、
イプシロン130にASI6200MCでカラー画像(RGB)を取得。総露出が17時間に及ぶものです。
ブルジョア機材にブルジョア的露出時間。

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初のLRGB合成を行いました。こりゃ勉強になりました。
露出時間も効いているでしょうが、L画像により諧調が豊なのはもちろん、色分離も良いです。
特にコネコネしなくても画像が出てくるので、荒らすことも荒れることもありません。
ある意味画像処理が超簡単です。

L+RGB撮影の効果、威力、手間など、実際に行うことでよくわかりました。
タカSiさん、ありがとうございました。

 

その3は、だぼさんです。

M42の画像で、な、なんと、年末購入されたばかりのTOA-130によるもの。
露出は短いとかいろいろ仰っていましたが、解像度が破壊級。

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ものすごく細かい構造が出てきました。しかもハイライトが潰れてない。
うーん、大きな望遠鏡が欲しくなる。しかもこのQHYカメラのおかげか発色もきれい。

だぼさん、ありがとうございました。


まとめ

他の方の画像を処理することは積極的にやってみると良いです。

自分の撮影した元画像と、他の方の元画像は、質がどのくらい違うのか?
他人の画像を処理すると、さらに他の人が処理した結果とどう違うのか?

これらをよく観察・判断することで自分の天体写真は、撮影素材がボトルネックなのか、
画像処理工程に由来するのか、切り分けることができ上達もすることができます。

画像処理がネックであれば、まず機材に投資するのも、それは間違いということになるわけです。
ぜひチャンスがあったらやってみてください。

 

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