2021/12/10 原村 1年のしめくくり遠征記 (星果2作品)
新月期の週末は子供の行事で遠征に行けませんでした。
しかしその翌週金曜12月10日の月没は22時台。この季節であれば6時間近く撮影できます。
それでは休暇をいただき、遠征してきました。
場所を最後まで迷ったものの、冬方が強まり北関東は厳しそうな気が。また伊豆界隈も
冬特有の雲が湧きそうな予感。そこで富士~山梨エリアで検討。
噂のレナード彗星もまだ見ていません。富士界隈ではまた東京の明かりで低空が低いので、
結局原村をセレクト。
そして出発前にのんびししているとAramisさんから連絡が入り合流することに。
宇都宮の旧友も天文復活して火がついているところでしたので、仕事終了後に
宇都宮近くに遠征予定とのことでした。さて、天候はどうなるか。
月没は22時過ぎなので落ちついて準備し出発。しかし いつも通り、薄明終了前には
原村に到着。薄明終了前に着けば、事故リスク低減、現地でロケハンの余裕や、
撮影トラブル防止になりましからね。
Aramisさんはお仕事終了後に出発予定とのことで、しばらくひとりぼっち。
月没まで時間があるので、ゆっくりと機材セット。セッティング後は月没まで先にダーク撮影。
寒くなって、さすがにASI2400MCを―5℃冷却ではもったいないので、-10℃設定にし
ダークを撮りなおすことに。ダーク撮影中は暇なので、スナップ撮影。
機材
しかもこの間に、と~みんさんからもDMが入り、こっちに向かっているとのこと。
楽しみになってきました。月没1時間ほど前にAramisさんが到着。さらに30分前には
と~みんさんも到着。
快晴の下、みなさんで撮影開始です。
撮影開始。
どうやら皆さんもオリオン座まわりを撮っているようです。
と~みんさんは、モザイク用の小型機材で参戦でした。
22時過ぎ月没といっても12月。十分撮影できます。
思ったほど冷え込まず、年末遠征を満喫です。
夜半過ぎに昔から天文誌でこちらからはは良く知っている、ベテランのWさんも
霧ヶ峰での撮影から山を下りてこられで原村にいらっしゃいました。
そして、忘れてはいけない。5時には八ヶ岳からレナード彗星が上がってくるはず。
通常の直焦点は4時半で終わりにし、「この場所に出てくるはず」のところへ135㎜Artを向け
万全の体制で待機です。みなさんも、双眼鏡やカメラレンズで待ち伏せです。
そして、5時すぎ、予想通りのところに昇ってきました。私には初レナードです。
彗星が昇るにつれ、薄明開始。
この朝は土曜日。午前より子供の習い事の送迎があるので、薄明開始し彗星が見えなくなってすぐ、
撤収を開始。無事帰宅の今年最終遠征でした。
また来年も遠征を楽しみましょう。
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