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2020年12月 2日 (水)

2020/11/14 原村 令和2年11月快晴 遠征記 (星果3作品)

 

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令和2年11月快晴 と名付けられた夜

コロナ禍の真っただ中となってきてしまった11月末ではありますが、
この11月の新月、ついに、やっと、今年2回目となる遠征をしてきました。

コロナ禍で遠征しにくかった~初夏、
遠征に行けそうになってくると天気の悪い初夏~初秋。

そんななか、確実な晴れが期待できそうな新月の週末がやっときました。
11月14日。数日前から天気予報もよさげ、当日を迎えてもやはりいい天気。
もう行くしかありません。

光のスピードで自宅の掃除、用事を済ませ遠征準備です。

浄土平は予定の閉鎖前ですが雪で通行止めでだめです。そこで、
候補は伊豆方面を考えていたのですが、Windyの図を読むと南岸は北東風。
これは関東南部が曇る典型な気がしました。

こんな鉄板晴れが約束される日ほど、わずかなリスクでも避けたいものです。

そこで風の入らない信州方面にきめ、金曜夜は奥多摩に遠征していた
Aramisさんを原村まで移動お誘い、快諾いただいたので原村合流に決定しました。


もう寒いので、いつもの地元スーパーで生鍋セットを仕入れ、高速へ。
一気に八ヶ岳PAまで。

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これは「今夜は なんだかいけそーなきがするー」ってやつです。

高速を降り、秋が深まる山を駆け上がり、八ヶ岳山麓の別荘地は
コロナ禍の中大賑わい。都内ナンバーの高級車が別荘前に並び、
道には大型犬の散歩をする人々。薪ストーブからの薪の香りも漂います。

Aramisさんより5分ほど早く現着。

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久しぶりというか、まだたった2回目の遠征であることの影響が大きく
セッティングは体が覚えてはいますが、ちょっとスローペース。
夕暮れの景色を楽しむ別荘からの散歩の方も減り、薄明終了には余裕をもって準備完了。

薄明終了すると、夏の名残の星空からスタートです。

#天文なう 久々の晴れ遠征。楽しめそう。 - Spherical Image - RICOH THETA



夏の大三角エリアの深追いはやめ、FSQ-106になってからはまだしっかり露出をかけていない
M31の120分露光からスタート。

やっとFSQを立ち上げ、しっかり露出しようということでステラショットのディザリング機能を
活用しはじめて、待機時間も把握できたので流れることなく順調に撮影開始。

しかし今回はセッティングのマゴつきで鏡筒の温度順応が不足していたためか、
M31は後半戦がピンボケとなってしまいました。3minx16 の3セットを回すので
その間でピント再チェックすればいいだけなのですが、そこをサボると
FSQのF3の洗礼を今回初めて受けることになりました。M31はまた来年。


続いて、ぎょしゃ座の散光星雲を同じく120分狙いで。

夏の大三角は傾き、秋の星空がふかまっていきます。

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風もない、夜露もない、雲もでない、最高の条件です。順調に撮影は進みます。
この晴れは、「令和2年11月快晴」という気象現象として名づけらえるに
値するものです。((C)Nagahiro氏 )


撮影は安定しているので、鍋をゆっくり味わい温まる時間もできるというものです。
しかもそれを写真に収める余裕も。

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Aramis氏撮影。
(サイトに飛びます。いろいろ素敵な写真に残していただきました。)


夜になるとオリオン座が高く上がってきます。

そこで魔女の横顔を、また120分狙いでいきます。
ちょっと段取り悪く60分程度で子午線越えですが、気にせずイナバウワー式撮影。
これもものになりそう。

段取りよく数をガツガツ撮る私なので、最後はM78付近を。
しかし120分の露光を得るのに、ディザリングのデットタイムが20分位でるしわ寄せで
最後のM78は正味90分露光になりました。でも雲はまったくないので超順調です。


そうして、最高の星天は最高のまま明け始めました。

乾いたままの機材を撤収し、ペンションに仮眠にいくAramisさんとは現地でお別れ。
子供と遊ぶ約束をしているので、PAで少々の仮眠をとってまた一気に帰宅。


超快晴の夜露なしなので、帰宅後の機材片付けも楽。本当に幸せです。
今年、自分個人にとっては、最良の思い出になるかもしれません。

そして、星果もPIを特訓していますので、良いものになるはず。

 

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コメント

お邪魔します。
”令和2年11月快晴”の日、覚えてますよ!笑
あの日はお二人が原村へ参集とのことで、ほぼ地元民の私としては”挨拶など”と思う一方で、
ちょうど新車納車日で気疲れしてて身体が動きませんでした。
ツイッターから流れてくる様子に指を咥えて眺めてました。
翌週に私は行ったのですが、『このベンチで鍋をやってるのか~』とぬるいコーヒー飲みながら一人で凍えていました。
原村は朝になると雲海(霧)が出やすいので他人事ながら心配してましたが、絶好調の空が一晩中広がっていて良かったですね!

投稿: ふみふみ | 2020年12月 2日 (水) 07時21分

>ふみふみさん

いつもありがとうございます。

離れたマンションの中から監視されていたのですね!?あそこが見えるような環境にお住まいとは超うらやましいです。私は高速代4千円と、2時間半の時間をかけていくわけですから。でももし近くに住んでいたら、いつでもできる環境なのでわざわざ寒い外に出る気がしないのも良くわかります(笑)。

秋口などはよく霧が出ますよね。2年ほど前の冨士見でも霧に見舞われました。学生時代、かなり八ヶ岳界隈はうろついたのでなんとなく天気が読めるようになりました。今回は超乾燥していたので大丈夫そうな気がしました。

今度行ったときには、ぜひ合流しましょう。ガチ天じゃない人とはよく馬が合います。

投稿: M&M | 2020年12月 3日 (木) 02時43分

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