FSQ-106EDのアルミケース製作記
いい筒を買ったのでアルミケースを用意することに、タカハシ純正はあっても高いだろうと値段も見ていません。
既製品の工具箱の流用も考えたのですが、折角ですのでばっちり作ってみることにしました。
ファーストライトの遠征の時に、けーたろさんのR-200SSのアルミケースが良くできていたので、
同じく、タカベ㈱さんに特注見積もりすることにしました。
K-ASTECバンドを付けたままだとFSQ-106EDのフードばもう縮むシロがありません。
延ばしたままで、もちろんバンドを付けたまま、眼視接眼部をつけたままでも入る大きさで設計することにしました。
そうすれば、撮影使用でも空き場所に取り外したときのRDをしまう場所も残ります。
中仕切りはあとで自分で作ることにして、タカベさんに見積もりです。
翌日にはこのような見積書が送られてきて、高級感あるアルミフラットにしようか迷ったのですが、
親切なアドバイスもいただいて、送料込みで約3万でできてしまうので即断でアルミエンボスを注文しました。
納期は約3週間でした。
キタ――(゚∀゚)――!!
またまた 開封の儀(これが平成最後でした)
大満足。本体はこれで2万円台です。
続いて、平成から令和にかけて中仕切りを作りにかかります。
奇跡的に当初想定していなかった傾斜キャリングハンドルを付けたままで1mmの余裕で入ることがわかりました。
現物合わせで慎重に桐材を糸鋸とヤスリで加工していきます。
あとで張る1㎜厚のフェルトの影響もきちんと考えないといけません。
横方向は筒先で支え、前後はアリミゾプレートを押さえる設計。
中で踊らないように、後からケースの蓋側から押す部品も製作します。
手芸店を探し回り、良質のフェルトを入手、おばさまばかりの手芸店で若めのオジサンがウロウロ。ちょっと浮きました。
そして桐材に貼り付けます。
このパーツをケース内に仕込み、ボンド付けします。
蓋側にも角棒にフェルトを貼り付けたパーツを取り付けます。
こんな感じの出来上がりです。
上のパーツはトッププレートの後ろ側を押すようになっています。
これだけでも内部で鏡筒が動くことはありません。
これでFSQ-106EDの主な準備は完了です。
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