駆け込みで買ったザック
3月の駆け込みでザック(というかもうデイパックのジャンル)を買いました。容量29Lとありますがそんなにはないでしょう。価格は約1万円なり。
これまで使っていたものがぼろぼろだったのですが、愛着で買い替えを躊躇していたところ、消費税増が背中を押してくれました。泊まるような本格登山は学生時代を最後にやめてしまったので、天体写真撮影のお供と撮影先の散策に使う程度のザックになります。
ザックの中身はそれなりにアレンジして使っています。中身の常備は雨具。そして実際に使うときには撮影のときの持ち出し品を必要に応じて入れます。
また、遠征のときの服も山を歩けるもの、靴も一応それなりのものにしています。山用をわざわざ買っているわけでではなく、山用が私の観測用、という感じにしてます。
何が言いたい?
「天体写真撮影という遊びに行って、万が一のことがあっても人に迷惑をかけず、せめて麓までは自力で下りられるように」
ということです。これは学生時代に車で撮影を始めたときからのポリシーです。
上記は大げさかもしれまんが、夜撮影をしていて1台も車が通過しないことなんてよくありますし、しらびそ辺りでは行きにはなかった大きな落石が帰りにはあった。こともあります。今の時代、地震で崩落して孤立しまうことも確率は低くありません。
事実、2005年8月の宮城県沖地震を浄土平で経験してしまったことがあります。地震全体の被害規模は幸い小さく、宮城県でけが人が出ただけで済んだと記憶しています。ただ、岩盤上で地震を経験するのが始めてだったので”硬い”揺れ。そして地震の瞬間は震源などわかりませんから、吾妻山が噴火するのか!?と驚きました。
そして、浄土平では磐梯吾妻スカイラインで落石が生じ、走行中の車のボンネットに落石が当たった程度。でもこの車の人の通報が、誤って伝播したらしくどんどん大きくなり、ラジオでは磐梯吾妻スカイラインで車が生き埋め、そして防災ヘリも出動という騒ぎになりました。
雪で孤立、地震で孤立と、最近はこのようなことが多発しているので以前よりは多くの方が身近に発生し得ると感じていることと思います。「崩落で孤立」は簡単に起こり得ます。浄土平では猪苗代側(土湯側)、福島市側(高湯側)の2箇所が崩落すれば孤立。これは峠の観測地は必ずこんなものです。富士山に至っては1箇所崩落で孤立となります。
そんなわけでザックは必ず持参。ザックには雨具を常備。そして、「その時」には観測のお供にしている手回しラジオをいれ、夜食用よりも十分余分に持っていっている、水や、食べ物、ライトを入れ、下りなら十分対処できるようにしています。コンロまで入れれば調理モノも可能です。また谷筋の橋などが崩落したら、道路に沿って山を下りることも困難になります。道路地図でも構わないので等高線が入ったものであれば車に入れておいたほうが無難です。
もちろん、普段は非常用ではなく、飲み物やお菓子を入れ散策に活用しています。撮影から帰ってくるとそのまま家のクローゼットで非常持ち出し用も兼ねるわけで無駄がありません。
遠征派は 「山を下りることができるだけのモノは持っておきましょう。」というお話でした。
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