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2012年4月21日 (土)

デジカメ撮影を活かした快適導入

今日は、デジカメ撮影環境を活かした快適導入アイテムです。

私はパソコンによるTEMMAの自動導入環境としており、撮影はデジカメEOS X2(冷却)です。撮影のクオリティーより、過程の楽しみや快適度を優先しています。

そこで、自動導入の基準星導入も、デジカメのライブビューを使っています。EOSのソフトはライブビューの画面にグリッド線を表示させることができます。分割数も選べます。カメラを外し、十字線アイピースで確認するより、正確に、カメラを外すことで配線に邪魔されるようなこともなく迅速に、基準星導入できます。目的構図を導入した際も写っている星を目安に構図の追い込みが可能です。特にモザイクの時の構図は正確を期したいものです。

しかし、チップが温まりますから、冷却モデルと言えどライブビューの時間はできるだけ短くしたいものです。ライブビューが長くなってしまう要因は、赤道儀コントローラーのボタンを押した際の構図の移動方向がつかめず、トライ&リトライになってしまうことです。一発で目的の方向に動かしたいものです。

そこで、これまたEOSのソフトは便利で、ライブビュー画面に、JPEG画像などをオーバーレイ表示できるのです。このオーバーレイ表示の画像で、赤道儀のボタンの方向を表示させるようにしています。

Img_2834

グレーのバックに白文字を入れると、星は透過して表示されます。

画面の数字は赤道儀のボタンの数字「Sいくつ」に対応していて、「TE-NSというのはテレスコープイーストで南北に長い構図のとき」の意味です。つまりこのオーバーレイの画像は、TE-NS, TE-EW, TE-NS, TE-EW用の4種そろえてあります。

Img_2836

Eastns0_2

これで、かなり自動導入が楽に、スムースに、ライブビュー時間が短くできています。

ちなみにライブビューを使うくらいですから、私はダーク引きはしません。お気楽なためのデジカメ、かつ冷却仕様なのです。

もちろん、ライブビューの後、即撮影には移りませんけど、、。

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