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2012年2月 4日 (土)

角度のスケール感

もう2月です。早いですね!

電機業界に繋がっている私の仕事。世の中の流れが不安です。

このままの景気悪では趣味の気分も盛り上がりません。去年は震災で今年は経済か、、、。機材面では、更新せず今のものを生かす、を今年の目標とします。遠征も天気を厳選しなくては。

そんな悶悶とした時は私の好きな通勤中の頭の中の世界です。

その中身といえば、「ガイド精度は数秒角、自動導入精度は数分角の単位」の話です。

意味が伝わるでしょうか。

例えばハッブルやすばる望遠鏡の精度が、東京から大阪の○○を狙う精度だとかという表現がされますよね。それに近いもので掴んでみたいと思って。どれくらい?考えたこと、実感してみたことはありますか?

月や太陽が30分角ですから大体そんなもんだ、という感覚はありますが。

そこで、通勤中に計算したところ、

「1km先の約5mmが1秒角、約30cmで1分角になります。」

我々、ガイド精度だと、5秒角程度の話をすることはザラですよね。すると1km先の2,3cmのガイド精度を要求をしていることになります。自動導入だと数分角ですから、1m程度のポインティング精度を要求しているわけです。ガイド精度だと1km先の指2本程度、導入では1畳分くらいの精度を要求している、と例えてみることにしましょうか。、

アマチュア用の、小さくて、144枚くらいのウォームホイルで、それだけの精度が出ているのですから、安価なんだな、と感じました。

みなさんの感覚だといかがでしょう。

ガイドが流れるとか、クヨクヨしますけど、結構すごいことをしているんですよ。

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